DF50トップナンバー 四国鉄道文化館へ回送

撮影行

2007年11月5日
DF50引退後長らく車籍ありで多度津工場に保存されていたDF501が西条市に貸与され四国鉄道文化館に展示されることとなった。本線上にDF501が出現するのは高松駅展示以来と思われ久しぶりである。回送はDE10重連に牽引され真夜中の回送となるが、DF50さよなら列車から24年、気合を入れて撮影に行った。

臨回客 回9197 最高速度タト~タセ 20Km タセ~サイ30Km 通客指定
駅名 着発線
多度津 23:35:00
海岸寺 23:48:00 00:16:00
詫間 00:36:00 00:43:30
高瀬 01:00:30 01:46:00
伊予寒川 03:04:00 03:34:00
伊予西条 04:50:15

回送を担うのはDE101138[知]+DE101139[高]の連番DE10重連。

13:30頃 DE10重連に牽引されて工場出発線へ停車。(多度津工場敷地外から撮影しています)

メディアの取材や職員さんの記念撮影も行われていた。当日は低気圧接近のため昼過ぎからあいにくの雨模様。

15:00過ぎ 多度津駅へ向け多度津工場を出発。

DF501がいよいよ本線上へ現れた。多度津駅構内進入後、一旦高松側へ引き返し、渡り線で7番線へ転線していく。

右写真は1980年8月の多度津駅。(左:DF50571右DF5033)かつての多度津駅構内太平洋側は広大だった。

23:35の出発まで撮影タイム。多くのファンが多度津駅ホーム、旧跨線橋、かつてのヤード跡の駐車場から撮影にいそしんでいた

23:35 伊予西条へ向けて出発。現役当時の普通列車の所要時間が2時間30分程度であった伊予西条まで5時間15分の長旅である。
途中停車は海岸寺28分停車・詫間7分30秒・高瀬45分30秒・伊予寒川30分であり、最高速度30km制限なので、マイカー追っかけ組が数台。大雨の中の撮影だったので、皆大変だったと思う。

海岸寺

高瀬

停車のたびに添乗の多度津工場職員さんがDF501の台車周りを入念にチェックされていた。

4:50 ようやく伊予西条到着

DE10重連を機回しして、四国鉄道文化館(後の北館)へバックで押し込む。

DE10で押し込み後は関係者手押しで位置調整し、雨に濡れたDF50を拭いていた。すべての作業が完了し扉がしめられたのは午前6:00頃。全ての皆様、お疲れさまでした。

動画をこちらで公開しています

DF501 多度津工場から四国鉄道文化館へ その全貌の記録
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