吾桑の築堤

撮影地紹介

四国のDF50を撮影していた方は重連石灰列車の走る吾桑の築堤へは行かれた方がほとんどであろう。大カーブ大築堤で下りは季節にもよるが午前遅めで順光、上りは顔つぶれのやや半逆光、下り上りともに朝7時から11時前まで約1時間強おきくらいに往復4回、軽俯瞰撮影ができた。特に大阪セメントへ向かう下りは石灰石山積みで圧巻であった。

1981年8月 5793レ DF5043+48

1982年8月 5795レ DF5047+56

1982年8月 5793レ DF5047+56

1981年8月 5794レ DF5048+43

1982年3月 5794レ DF5047+44

1983年3月 PM20時からAM11時まで夜通しの石灰仕業を終え須崎に回送される単797レDF5044+47が吾桑通過。ここ吾桑駅はバックが桑田山で四国らしい絵になるタブレット授受が撮影できた。が、機関助士はパンチパーマのお兄さんが定番であった。

1982年3月 5793レ DF5044+47

ところで当時気になっていたのは築堤・駅から見える桑田山の集落。
きっと俯瞰撮影できるだろうとは思っていたが、築堤周辺での撮影で満足だったので足は運ばなかった。
ただこの数十年間、時折気にはなっていたので40数年後、自動車もあることだし行ってみることにした。

2025年4月 4725D 1000系普通列車

2025年4月 2073D 2000系あしずり3号 300mm

2025年4月 2078D 2700系あしずり8号

想像通り大築堤と吾桑駅が収まるすばらしい景観。
ちょうど桜満開+うぐいす鳴きまくりで心地よい時間を過ごせた。
DF50重連+コキ18両も十分に収まるのでいい写真になっただろう。地元の方は撮影しているだろうから見てみたい。
(撮影された方、ここに掲載させていただければと勝手ながら思うのですが、可能であれば「お問い合わせ先」からご連絡いただければ幸いです。)
40数年前、歩きだけど上っていたらと今更思ってもあまりにも遅すぎる。
思ったら行動が大事なのが改めて痛感させられた。
ただ吾桑駅と大築堤を程よく収めるには300mmの望遠レンズが必要で、
当時は200mmまでしかレンズはもっておらず、登らなかったのもまあ納得。

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