坪尻の俯瞰

撮影地紹介

1983年4月 273レ DF5065

坪尻といえばスイッチバックの秘境駅として一般にも認知されており、
駅周辺はどこで撮影しても絵になるのはここで言うまでもありません。
が1983年ごろ撮影仲間が発見したこの通称「駅俯瞰」は今だ写真をみたことがありません。

(旧)国道32号、阿讃ドライブイン駐車場からの俯瞰はあまりにも有名でした。
それに比べて距離が近く駅舎も程よく映り込むこの俯瞰地は
DF50の余命1年ないころの発見でしたが何度か通いました。

通常俯瞰撮影地は下から見えるわけですが、ここは急斜面のためか駅からは全く視認できなかったのでどうやら知られていなかった感じです。
林業用の道を奥に入り込んだところで、ちょうどそのころ杉・檜が伐採されており、10名ほどは並んで脚を立てられる空間になっていました。
仲間内では土讃線の3大シークレット撮影地でした。(他の2つは三縄俯瞰と岩原俯瞰)

もうあれから40年以上経過しているので(2024年現在)恐らく今は植林が成長し撮影はできないと思われます。
今後周辺がまた伐採されれば似たような光景がひろがるかもしれません。

今ではドローンでこんな写真や動画はいくらでも撮影できるのでしょうが、
実際にこの目で見たこの光景は40年以上経た今でも忘れることなくくっきりと記憶しています。
その頃の他の事の記憶は乏しいにもかかわらず、です。

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