ボルボV40 ドアミラー 分解 交換(運転席側)

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ボルボV40 外装
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10年経過したV40 T4 SE DBA-MB4164T
数年前から運転席側のドアミラーがキュルキュル音がしたり、エンジン停止後もなにかうなっていたりした症状があったが、遂に電動開閉が突然できず、ウイーンとうなったまま動かなくなった。モーター自体は大丈夫な感じ。
手動で開閉してみるとバキバキ音がしてどうもモーター連動部分のなにかが折れてるか連動ギアが壊れたかの感じ。
新品交換するとうん万円かかりそうなので、格安中古品をオークションでゲット。
カバーを付け替えるだけでもいいのだが、それでは面白くないので
双方分解してモーター部分だけ取り換えればいいか、と安易に考えていたが、かなり時間がかかる分解取付作業となった。

・ドア内張外し

ドア内側取って裏にある隠れていない隠しネジを外し上方へ引っ張れば簡単に外れます。内張りの突起をドア側の受け部分に引っ掛けるだけの簡易構造。
側方警告ランプのついた三角蓋もひっかけてあるだけで、内張外すとともに外れます。

・ドアミラー取り外し

黄色いフックを押してリリースし、トルクス3カ所はずせば外れます。トルクスのうち1カ所は写真赤丸のゴムカバーで隠れています。配線のゴムパッキンはゴム溝が鉄板にはさまっているだけなので細い棒で外側に押せばOK。

取り外した写真です。

・ドアミラーカバー取り外し
右上の丸いところに棒など突っ込んで押すと若干カバーが浮きます。ウインカーとカバーを養生して左から(運転席側の場合)こじっていくとバキっと音とともに外れましたが爪は無事でした。

・ミラー取り外し
車体側を押して右端に空間作ってこじれば簡単に外れます。
ミラーヒーター用の配線は株をマイナスドライバーで上方にこじればOK。

・LEDウインカー取り外し

・ウェルカムランプカバー取り外し(別記事に詳細あります)
ランプユニット・配線はカバー~から引っこ抜くだけです。

・ミラー可動用モーター取り外し
中心部にあるT10トルクスを外し、写真のように左・下を支点にめくると外れます。
このように左と下の取り付け部に爪があります。

・ミラー下部カバー取り外し
この2つの爪で本体カバーに取り付けてあります。ただこの爪はずすだけではだめで、左前部に本体カバーと干渉する部分があり、どうやって外したか、今となってはわかりません💦

・本体カバーの取り外し
本体カバーはミラー取付の柄が赤丸で差し込まれているだけですが、取り外すには水色矢印の爪を上へこじって同時に柄部分の差し込まれているパーツを押さなければ外れません。爪折れ覚悟で最低限こじりましたが意外と頑丈で大丈夫でした。(爪折れ保証しませんよ、ご自身の責任にて)

・車両側の下部カバー取り外し
赤丸の2か所の爪を外すだけで外れます。

・分解部品全体像
やっとこさ分解できましたが、モーター部分は頑丈にスクリュー方式で固定されており手持ち工具では外せそうにありません。で①②のパーツは中古品と交換、その他はそのまま使うことにして組付けていきます。
モーター取り付け部分

<組付け>
・モーターカバー取り外し・本体下カバー取付
上下2本のトルクスを外して②カバーを浮かします。このトルクスが最初から外すことができれば⑥下カバーの取り外しは簡単なのですが、本体カバーを外さなければ下のトルクスは外せない構造になっていました。       
本体下側カバーの取り付け
・モーターカバーとトルクスを元に戻します。
・本体カバーの組付け
 これが一苦労しました。本体カバー・本体下側カバー・車両取付部分の柄、この3つを同時に知恵の輪のように組付けるのに数十分苦闘。何かの瞬間に組付けでき、手順はわかりません。
・ミラー可動用モータ取付
・ウェルカムランプ配線・カバー取付
・LEDウインカー取付
・ドアミラーカバー取付
・完成品を車体へ組付け、すきま・ずれが出ないようトルクスの締め付け 配線ゴムパッキンの押し込み
・ドア内張を元に戻す

疲れました。。。が格安にDIYが楽しめたので満足です。ドアミラーは完璧に稼働です。
小さな部品ですが、複雑に組み合わさっていて、ボルボらしさを感じられた作業でした。
※作業に必死でメモってなかったので、手順に前後違いがあるかもしれません💦

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