アウディA4B8:VCDSコーディング準備編 VCDSとは?

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アウディA4 VCDSコーディング
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VCDSとは?

VCDSはVag Com Diagnostic Systemの略でRoss-Tech社によるフォルクスワーゲン/アウディ車専用のWindowsPC用診断ツールです。コーディングのために導入しましたがその他サービスリマインダーのリセットやFault Codeのチェック・消去などさまざまなことができます!詳細はこちらのページをご覧ください。
http://wiki.ross-tech.com/wiki/index.php/Functions

PCへインストールするソフトとPCから車内端子へ接続する専用ケーブルの2点構成です。

ソフトは無料でRossTech社のHPからダウンロードできます。ダウンロードサイトはこちらです(英語) 2021年4月現在のバージョンはRelease 21.3.0(2021.02.26)です。
https://www.ross-tech.com/vcds/download/current.php
ユーザーマニュアルこちらです。(英語)
http://www.ross-tech.net/VCDS/download/manual/VCDS-Printable-Manual-2015.pdf

専用ケーブルはWifi接続可能なケーブル(高額です)もありますが個人利用ではUSB端子で十分です。RossTech社のこちらのページで販売されています。車体番号3台用「HEX-V2 Enthusiast USB Interface」で$199です。AUDI、VOLKSWAGENの1995年以降のODBⅡポートを持つ現在のモデルまで対応しています。PCのOSはWindows7以降に対応です。
https://store.ross-tech.com/shop/vchv2_ent/
日本の代理店でも販売されていますが、上記モデルが32,000円程度で販売されています。

正規品は上記になりますが互換ケーブルもオークション等で販売されています。値段は半額以下なので私は互換ケーブルを2016年に導入しました。ソフトもCDで付属しておりバージョンは12.12.0ですが(WindowsXPまでの対応)、5年経過した2021年現在も問題なく使用しています。ただWINDOWS XPまでの対応でXP搭載のノートPCがすでになく、XPをインストールした専用のデスクトップを車内に持ち込んでの設定(電源を車内に引き込み運転席床にPC本体、助手席にモニター)でして、かなりめんどくさいです。

ここで注意しなければならないのは互換ケーブルには使用ライセンスが含まれていない可能性があるため、最新車種に対応するため煩雑にアップデートされているVCDSソフトのバージョンアップはしない方がよいということです。逆にRossTech社正規品のケーブルにはVCDSソフトの使用ライセンスが含まれているため、ソフトをアップデートしてもそのまま使用できます。

接続手順

1.USBケーブルをPCへ接続
2.PCでVCDSを立ち上げ
3.車内ODBⅡポートへケーブルを接続
A4B8の場合アクセルペダル付近のダッシュボード下部に紫色のポートがあります。
下からのぞき込まないと見えません。上から見えない上に車体側にぐらつきがあり本当に刺さっているのかどうかわかりづらいです。

私はエンジン始動の状態でコーディングしています。

ケーブルが正しく動作しているかどうかの確認方法
〇Options クリック
〇Select Port USB選択
〇Test クリック
〇Port Status: OK!
Interface: Found! とでれば接続OKです!

まずは初期のデータを記録しておきましょう。元に戻すためにあとあと必要になるかもです。
〇Auto Scan クリック
〇Select Chassis Type  → choose oneをクリック
〇8K – Audi A4 B8 を選択
〇Start クリックしてしばらく待ちます
〇スキャン結果をメモ帳等で保存

価格・情報は2021年4月現在です

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